【S25 最終865位】舞い上がるデカヌチャンと暴力 ポケモンSV
【はじめに】
お久しぶりです。
アルハルノヒです。
長く続いたレギュHも終わりを迎えましたが、最後に最終3桁を達成できましたので懲りずに構築記事を書かせていただきます。
これだけは言わせていただきますが今回の構築には当然、こだわり鉢巻指振りオーロンゲを筆頭とするおもちゃポケモンは1体も出てきません。その事をご了承の上ご一読のほどよろしくお願いいたします。
普段はかなりふざけたポケモンを使っている自覚は確かにあります。しかしながら真面目なポケモンたちで、真面目に戦ってしまうと誰も僕のことを止められないんです。普段の配信では半分...いや４割...いや、１割程度の力で戦っていると思っていてください。
また、今回は偉ぶって構築記事を書かせていただきますが、ポケモンが上手い、ランクが高いからと言って傲慢な言葉を使う界隈を僕は忌避しています。その風潮は僕の手の届く範囲では撲滅していきたいと考えています。と言えども、最終3桁を経験したことがあるかどうかは対戦の核心との距離に天と地ほどの差があり、普段僕の対戦動画を見て楽しんでいただいているあなたたちとは月とスッポン、いや、もはや月とすっぽんぽんほどの違いがあることは理解しておいてください。すみません、冗談です。
【構築概要】
当然、今期においても証持ち色違いしか使用できない制約と誓約により、あかつきガチグマやサーフゴー、パルデア御三家が実質使用不可という圧倒的ハンディキャップを背負っての戦いとなりました。禁伝やパラドックスポケモンがいないと言っても、結局終盤の構築は皆似たようなパーティばかりで数値や単騎性能の暴力でねじ伏せてくるポケモンが横行していましたが、その中で戦い抜けたことは非常に誇りに思います。
パーティの作りとしては非常に単純で、相手のパーティに併せて
1.ドラパルトorデカヌチャンで起点作成、起点阻止
3.取りこぼしや積みが間に合わない構築、天然ポケモンにはカイリュー、イエッサンの圧倒的暴力
この3Stepを基本戦術として戦っていました。
ただ、このstep1の2体、ドラパルトとデカヌチャンの環境への刺さり方が半端じゃなく、先発に登場してそのまま相手パーティを半壊、時にはノーダメージでの勝利を掻っ攫ってくる素敵なポケモンたちでした。
【パーティ紹介】
最後に辿り着いた6体を選出率順に紹介していきます。
一般的な技や型も多いので、特筆する点を主に記載していきます。
デカヌチャン（最大）
性格:ようき
調整:S...コノヨザル抜き、A252、H4、残りBD
持ち物:ふうせん
特性:かたやぶり
技構成:デカハンマー/はたきおとす/剣舞/アンコール
テラスタイプ:地面
破壊神。憎きカイリューのマルチスケイルさえも貫通して全てを薙ぎ払う圧倒的暴。
3桁に達成できたのはこのデカヌチャンをパーティに入れたからか、それともオーロットを抜いたからか、謎は深まるばかりです。
Sのラインとテラスタイプがおしゃれポイントで、デカヌミラーを想定した際に下からアンコールを打てた方が強く出られる(型破りの出る順で念のため確認もできる)、耐久に振っている起点作成ガブリアスを抜ける絶妙な塩梅に仕上がっています。
地面テラスはあらゆる角度から飛んでくる電磁波やブリジュラスのエレクトロビームを完全に透かしつつ、サーフゴーさえ逃れることのできないアンコールで剣舞チャンスを量産できる自分の中での結論テラスタイプでした。
H252カイリューが剣舞デカハンマーでちょうど確1なのはもはや陰謀すら感じる美しさです。
基本的に出し負けがあまり存在しないポケモンでしたが、相手のパーティによっては風船を温存する必要があったため、その際の引き先に炎タイプのウルガモスやバシャーモがピッタリと当てはまりました。
ドラパルト(メソメソ泣く)
性格:むじゃき
調整:ASブッパ
持ち物:きあいのたすき
特性:すり抜け
技構成:ドラゴンアロー/たたりめ/おにび/電磁波
テラスタイプ:ドラゴン
我が相棒、どの環境でも絶対に活躍するマンことドラパルトです。
よく先発で出すが、基本的に出し負けは存在せず、唯一厳しいのはキョジオーンくらい。
相手がステロ展開でなければ裏から出しても仕事をしてくれる最強の600族。
たたりめを搭載しているためCを落としたくないが、Sはドラパルトミラーを考えると最速以外あり得ないため気合いの襷で行動保証をしつつ、Dを下降補正にする事で解決している。BではなくD下げなのは、特殊の連続技は少ないためタスキごとぶち抜かれることがないから。
やはり素早さは正義であり、ドラパルトが抜かれた時点で相手のスカーフが確定する、神速無効でふいうちには電磁波鬼火で嫌がらせ、Sを甘えているカイリューなら1舞ごときでは抜かれない抜群の安定感を誇ります。
バシャーモ（ドキドキしてる）
性格:いじっぱり
調整:S...加速1積みで最速マスカーニャ抜き、A252、H...食べ残し用調整、残りBDいい感じ
持ち物:食べ残し
特性:加速
技構成:インファイト/はたきおとす/ビルドアップ/みきり
テラスタイプ/悪
僕は火傷にならない物理アタッカーが大好きなのですが、その中でもレギュH最強はバシャーモだと思える程強かったかっこいいポケモン。何よりガチグマ、ブリジュラス、マスカーニャに圧倒的有利。みきりを採用することにより相手のテラスタイプや技を何でこだわるかを確認しながら動くことができ、尚且つ場への居座り性能が高まるため食べ残しにより安定して回復することが出来る。
炎技を切ってまで採用しているはたきおたすがポイントで、これにより、
1.カイリューと殴り合える
2.ラウドボーンに殴り勝てる
3.エスパー技を透かすための悪テラスと相性がいい
4.加速で相手の上から動けるため、最低限の仕事が出来る(相手の持ち物が分かればやりたい事や型が分かる)
など、様々な恩恵が得られた。
フェアリータイプになす術のない技構成をしているが、裏にウルガモスもいるためあまりフェアリーが出て来なかったのがありがたかった。
ウルガモス(やる気ゼロ)
(画像なかったため別の蝶で代用しています)
性格:控えめ
調整:S...80族抜き、H244、残りB
持ち物:アッキの実
特性:ほのおのからだ
技構成:ほのおのまい/テラバースト/あさのひざし/蝶舞
テラスタイプ/フェアリー
レギュHの間ずっと使い続けてきましたが、シンプルに強くて動画映えしないためこいつの主役回が存在しておりません。
先述のデカヌチャンの引先として非常に優秀で例えばデカヌ-マスカーニャ対面ではとりあえず風船を割るために適当な技や蜻蛉返りで様子を見てくるところに後投げし、炎の体チャンスを押し付けることが出来ます。
アッキの実で物理を受けながら、炎の体ガチャの試行回数を稼ぎ、相手が火傷をすればすかさず蝶の舞、削れてきたら朝の日差しでガッツリ回復するイヤらしい蝶です。使っていて楽しいですが相手にすると多分吐いてると思います。
イエッサン(ドキドキしてる)
性格:おくびょう
調整:CSブッパ
持ち物:こだわりメガネ
特性:サイコメイカー
技構成:ワイドフォース/ハイパーボイス/マジカルシャイン/トリック
テラスタイプ/エスパー
効果いまひとつという日本語の意味を知らないイカれた火力を押し付けるインテリ型暴力。
相手に悪タイプがいなくなったが最後、Aボタンを連打していれば後に残るのは焼け野原のみです。しかし、4桁〜3桁での戦いの中で当たる全てのヘイラッシャがなぜが悪テラスだったため、時に厳しい戦いを演出していました。誰ですか悪テラスラッシャを流行らせた人は。先生怒らないので正直に教えて欲しいです。まぁ裏から出てくるバシャーモが全てを破壊していったため一度も負けることはなかったのですがね。
カイリュー(ドキドキしてる)
性格:いじっぱり
調整:S...スケショ1回で最速ガブ抜き、A252、残り耐久いい感じ
持ち物:こだわり鉢巻
特性:マルチスケイル
技構成:テラバースト/スケイルショット/じしん/しんそく
テラスタイプ:ひこう
見せポケです。4桁以降一度も出していません。というか出せませんでした。5桁ではイージーウィンを量産する化け物でしたが順位が上がるにつれて構築単位で受け止められるビジョンがより鮮明に見える様になりました。
ただ自身の構築にカイリュー、ウルガモスがいるためステルスロックを誘うことができ、そこにデカヌチャンが突き刺さっていたためパーティにいてくれて良かったです。超贅沢な見せポケですね。
【選出】
はじめにも書きましたが基本的な役割は6体全員ハッキリしているため相手に合わせて柔軟に選出していました。相手の6体を見ると朧げながら選出が分かり、先発の型が分かれば裏に何が控えているか大体わかる経験値と圧倒的ダメージ感覚が成せる技です。他人の対戦動画を全く見ない上に、ランクマの流行りに毎回置いてけぼりにされてしまいますが、正直困ったことはなかったです。
【最後に】
改めまして、シーズン25お疲れ様でした。
サブロムの概念がないため、あのサンの実投げつけるオコリザルでレートを溶かしに溶かしたロムで達成した最終3桁です。感無量です。
年末年始配信も多くしていましたが暇な時間も多く、夢中になってランクマに潜っていたら15000位からほぼ負けなしで気付けば500位くらいに来ていました。それまで何も意識していなかったのですが急にブルってしまい2桁やそれより上を目指そうとは全く思いませんでした。正直まだ上を目指せたんじゃないかと思う自分も潜んでいるのですがそこはシュレディンガーのアルハルノヒ、能ある鷹は爪を隠すってやつだと思っておいてください。
次からはまたしても大怪獣バトル禁止伝説環境が始まってしまいますので、上位を目指すのはなかなか厳しい戦いになってしまうかと思いますがまぁほどほどにやっていきます。
また構築記事を書く機会があればいいですがその時は来るのでしょうか。
何か書いて欲しいリクエストがあればぜひ教えてみてください。多分全然普通に無視しますがもしかしたら書いてみるかもしれません。
